母の呪縛、繊細な陰翳 映画「ジョン・F・ドノヴァンの死と生」

アートレビュー
2020/3/13 14:00
情報元
日本経済新聞 電子版
保存
共有
その他

カナダのグザヴィエ・ドラン監督の最新作。美青年で俳優としても達者なドランだが、今回は演出に徹し、自分の個人的な経験にもとづくテーマを掘りさげている。映画的な語り口もなかなかに複雑な野心作だ。

映画は主人公ドノヴァンの死の報道で始まる。TVの連ドラのヒットで人気俳優になったが、彼の死は、自殺か事故か事件か、曖昧な謎に包まれていた。

その10年後、ドノヴァンと当時11歳の少年だったルパートとの秘密の…

[有料会員限定] この記事は会員限定です。電子版に登録すると続きをお読みいただけます。

電子版トップ



[PR]