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イタリア、全土で店舗閉鎖 新型コロナで追加措置

食品や薬局・銀行などは除外

【ジュネーブ=細川倫太郎】イタリアのコンテ首相は11日、全土で飲食店などの店舗を2週間閉鎖すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない事態を重く見た。10日に個人の移動制限を発動したばかりだが、さらに踏み込んだ対策でウイルスを徹底的に封じ込める。

対象はレストランやバール(喫茶店)、美容院などで、12日から閉める。スーパーなどの食料品店や薬局、銀行、郵便局は含まれない。工場は感染防止に向けた対策をとれば操業を認める。生産と関係ない部門は閉めるよう求める。コンテ首相は「もう一歩、踏み込むべき大事な時だ。数週間でこの大きな努力の効果が見られるだろう」と話した。

伊当局によると、11日の感染者数は前日比約2割増の1万2462人。死者は約3割増の827人となった。欧州では断トツに多く、世界でも中国に次いで2番目の感染規模となっている。感染の中心は北部地域で、ミラノがあるロンバルディア州が最も多い。2月下旬に複数の患者が確認されてから、一気に感染が広がった。

危機感を募らせた伊政府は矢継ぎ早に対策を打ち出している。8日に北部地域の大規模な封鎖を決め、10日には全土で人の移動制限を始めた。学校も全土で休校となっている。今回の店舗の閉鎖措置で消費が落ち込むのは確実で、伊経済への打撃はさけられない。

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