観察処分巡り「ひかりの輪」の敗訴確定 最高裁

2020/3/12 9:04
保存
共有
印刷
その他

オウム真理教の後継団体「アレフ」から分派した「ひかりの輪」が、団体規制法に基づく観察処分の取り消しを求めた訴訟で、最高裁第3小法廷(林景一裁判長)は12日までに、ひかりの輪の上告を退ける決定をした。10日付。観察処分を取り消した一審判決を取り消し、請求を棄却した二審・東京高裁判決が確定した。

観察処分はオウム真理教の活動を規制する目的で成立した団体規制法に基づく処分で、団体は収益事業の概要報告などが義務付けられる。処分期間は最大3年間で、公安審査委員会が認めれば更新できる。今回の訴訟では、2015年の更新の是非が争われていた。

一審判決は、ひかりの輪とアレフは性格が異なると指摘。「1つの団体とは認められず、ひかりの輪への処分は違法」として処分を取り消した。

これに対し二審判決は「ひかりの輪はオウム真理教の修行体系の最も基礎的、本質的な部分を継承している」などと指摘。15年の処分更新の時点でも、松本智津夫元死刑囚(麻原彰晃、執行時63)がひかりの輪の活動に影響力を有していたとし、更新は適法だったと結論づけた。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]