北陸新幹線、福井延伸の好機は 沿線自治体の期待と不安
北陸新幹線5年 北信越の変貌(4)
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「100年に一度の好機」。この数年、福井県内の行政・企業関係者の間で合言葉のように繰り返し使われているフレーズだ。金沢から8年遅れ、2023年春に北陸新幹線が敦賀まで延伸する。福井県として待ちに待ったこの好機を観光客の誘致や人口減少対策に生かすべく、県内では官民一体となって様々な計画が進む。ただ、解決すべき課題は山積している。
「新幹線開通後、観光客は3分の1になったと聞いた。これが未来の鯖江の...