漱石「道草」を彩った画家、津田青楓の自由な精神
東京・練馬区立美術館で没後初の本格的回顧展

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アートレビュー
2020/3/14 2:00
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日本経済新聞 電子版
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夏目漱石晩年の長編「道草」「明暗」の装丁を手がけた画家、津田青楓(せいふう)は、1978年に97歳の長寿を全うした。東京・練馬区立美術館で開催中の「背く画家 津田青楓とあゆむ明治・大正・昭和」展は、この画家の曲折に富む生涯をたどる没後初の本格的回顧展だ。その多面的な仕事は、近代日本の変転の歴史を映し出す。

津田青楓の名で多くの人が思い浮かべるのは、漱石門下の画家としての活動ではなかろうか。漱石と…

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