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NYダウ4日ぶり反発、1000ドル高 減税期待で

(更新)
10日の米株式市場は反発した(10日、ニューヨーク証券取引所)=ロイター

【ニューヨーク=大島有美子】10日の米株式相場は大きく反発し、ダウ工業株30種平均は前日比1167ドル14セント高い2万5018ドル16セントで取引を終えた。新型コロナウイルスの感染拡大を警戒しつつも、米政府による減税による景気刺激策への期待が高まり、投資家心理が好転した。

市場は減税への期待と新型コロナに関する不安が交錯し、ダウ平均は不安定な動きが続いた。反発して始まり、取引開始直後に上昇幅は一時900ドル超に達した。その後は売りが膨らみ、昼頃には一時下落に転じた。午後にかけて買いが進み、取引終了前に上昇幅は1000ドルを上回った。

トランプ米大統領は9日夕、給与減税などの経済対策を検討していると表明した。詳細は10日夕にも記者会見を開いて説明するとしている。ただ「政策は議会を通さなければならず、全ての施策が実行できるか疑問だ」(ウェルズ・ファーゴのサム・ブラード氏)との見方が上がっている。

新型コロナウイルスの感染拡大や原油相場の急落を受け、9日のダウ平均は過去最大の2013ドルの下げ幅となった。ジョンズ・ホプキンス大によると10日午後3時時点で米国での新型コロナの感染者は800人を超えた。米ブライトン証券のジョージ・コンボイ会長は「感染拡大の収束が見えない状況下で、目先は期待できない。市場が落ち着くのには時間がかかりそうだ」としている。

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