トヨタAI子会社、自動運転の高精度地図作製実験に成功

2020/3/10 16:10
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トヨタ自動車の子会社のトヨタ・リサーチ・インスティテュート・アドバンスト・デベロップメント(TRI-AD)は10日、一般道を対象にした自動運転の高精度地図作製の実証実験に成功したと発表した。専用の計測車両を使わず、一般車両や衛星から取得した画像データで作製するのが特徴だ。作成コストの大幅な低減や更新期間の短縮が期待できるという。

パーソナルモビリティロボット用のストリートを移動するトヨタ・リサーチ・インスティテュート・アドバンスト・デベロップメントの社員(東京都中央区)

実験では、ドライブレコーダーから取得したデータだけで高精度地図を作製する技術、高解像度の衛星画像から地図を作製する技術などを試してきた。ドライブレコーダーを活用した技術では米カーメラ、衛星画像の技術ではNTTデータや米マクサー・テクノロジーズなどと組んで検証した。

自動運転の高精度地図は高速道路向けの整備が進んでいるが、より広範囲な一般道の地図をどう整備するかが課題となっている。TRI-ADは地図作製のソフトウエアプラットフォームをオープン化して参加企業から得たデータを共有し、地図をつくる構想を掲げている。今回の実験はこれに向けた取り組みとなる。

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