準学生寮「山形クラス」開業、市街地の空きビル改装 山形市

大学
2020/3/10 15:26
保存
共有
印刷
その他

東北芸術工科大学(山形市)や山形県などが企画した、ビルや住宅を学生アパートに改装する「準学生寮」事業で、物件2軒が完成し、近く入居が始まる。中心市街地に学生を呼び込みにぎわいにつなげる全国でも珍しい取り組み。今回とは別の戸建て住宅も準備を進めている。

窓からは閉店した百貨店・大沼が見える準学生寮「山形クラス七日町一番街」(山形市)

完成したのは、ビルを改装した「山形クラス七日町一番街」と、民家を改装した「同香澄町の家」。七日町は建設業のリズムイノベーション(山形市)がビルを改装。1~2階は飲食店、3~5階は22部屋の学生アパートとして3万円前後で賃貸する。香澄町は個人住宅を改装したもので、3部屋を2万3000円で貸す。

事業は東北芸工大や山形大、県、市が連携したもので2019年春から物件を募集していた。所有者が行政の補助を受けて物件を改修。山形県すまい・まちづくり公社(住宅供給公社)が10年間借り上げて学生に貸す。

投資可能な物件があるかが課題だった。リズムイノベーションの今野勝敏取締役は「投資回収に時間はかかるが、街中に若者を集める新たな事業になる」としている。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]