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違法ダウンロード、漫画や雑誌も対象に 著作権法改正案を閣議決定

漫画などの海賊版対策として、政府は10日、全著作物を対象に、インターネット上に無断で公開されたと知りながらダウンロードする行為を違法とする著作権法改正案を閣議決定した。現行法は音楽や映像などに限っているが、漫画や雑誌、論文なども対象とし、悪質な場合は刑事罰を科す。施行日は2021年1月1日とし、今国会での成立を目指す。

海賊版サイトに誘導する「リーチサイト」の運営も違法化する。この規定の施行は20年10月1日とした。

政府は19年の通常国会でも同法改正案の提出を目指したが、漫画家や有識者から「ネット利用を萎縮させる」などの懸念が強く出て、提出を断念した。

このため今回の改正案ではスマートフォンの「スクリーンショット」(画面保存)への写り込みや、数十ページの漫画の1コマなど、軽微なダウンロードは違法としないこととした。二次創作品(パロディー)のダウンロードも対象外。

著作権者の利益を不当に害しない特別な事情がある場合も対象から除いた。詐欺の被害者救済団体が、無断アップロードされた詐欺集団のマニュアルをダウンロードする行為などを想定している。

違法ダウンロードは継続的または繰り返して行った場合は、2年以下の懲役か200万円以下の罰金、またはその両方を科す。リーチサイト運営は5年以下の懲役か500万円以下の罰金、またはその両方とした。

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