英ヘンリー王子夫妻、最後の公務 今月末で王室離脱

2020/3/10 8:23
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【ロンドン=佐竹実】英国のヘンリー王子とメーガン妃は9日、ロンドンで開かれた「英連邦の日」の式典に参加した。3月末で王室メンバーから外れる夫妻にとって、今回が最後の公務となる。王室からの独立を望んだ王子夫妻は4月以降は王族への敬称である「ロイヤルハイネス」(殿下、妃殿下)の称号を使わず、公務にも参加しない。夫妻と王室の取り決めは1年後に見直す。

英連邦の日の式典に参加したヘンリー王子とメーガン妃(9日、ロンドン)=ロイター

英連邦の日の式典はロンドン中心部のウエストミンスター寺院で行われた。エリザベス女王のほか、チャールズ皇太子、ウィリアム王子夫妻らが参列。公式な場で王室メンバー全員がそろう最後の機会となった。

夫妻は1月、経済的に独立したいとの意向を表明。エリザベス女王が家族会議を開き、夫妻が王室から離脱することを認めていた。サセックス公爵という爵位を持つ夫妻は独立をにらんで、衣類など幅広い分野で「サセックスロイヤル」の商標登録を申請していたが、王室はこの商標を使うことも認めなかった。

母ダイアナ妃が報道陣に追われ事故死したヘンリー王子は、メディアへの警戒感が強い。米国人の元女優でアフリカ系のルーツを持つメーガン妃との結婚後は、過剰な取材や報道があったなどとして訴訟にも発展した。王室を離れてからは、長男のアーチーちゃんと3人でカナダを生活の拠点とする予定だ。

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