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東南アでネット出前拡大、ダマカンが楽天から資金調達

東南アジアのネット出前市場は急成長している。シンガポールの政府系投資会社テマセクの2019年の調査によれば、この1年間で73%以上需要が伸びているという。マレーシアのスタートアップ、Dahmakan(ダマカン)は注目株の1社だ。

ダマカンは専用のサテライトキッチンで作られた料理を届けるのが特徴だ。飲食店で作った料理を届けるだけのドイツ系のフードパンダやシンガポール配車大手傘下のグラブフードなど他社とは一線を画している。ジョナサン・ウェインズ最高経営責任者(CEO)は「シェフが作った料理を一般的な人々が毎日利用できる価格で提供することが我々の当初からの目標だ」と説明する。

ダマカンは2015年に創業した。300種以上の料理をスマートフォンアプリやウェブ経由で提供している。シンガポールとベトナムで事業を展開することも検討している。

マレーシア発のネット出前のスタートアップ、ダマカンはシンガポールやベトナムへの進出を狙う(マレーシアのレストラン)=ロイター

同社は資金調達に成功している。2019年5月の調達に続き、同社は1800万ドル(約18億円)を調達したと発表した。米VC(ベンチャーキャピタル)のホワイトスターキャピタルや楽天キャピタルなどが出資したという。今回の資金はオペレーティングシステムの構築に役立てるとしている。製品開発から、ラスト1マイルの宅配ネットワークまでをカバーする。

今回出資したホワイトスターキャピタルのマネージングパートナーはダマカンについて「東南アジアで伸びているネット出前の需要に対してうまく対応している。テクノロジーを活用し、東南アジアで増えている中間所得層が購入しやすい食事を提供している」と述べた。

「ディールストリートアジア」(英文)のサイトはこちら(https://www.dealstreetasia.com/)

 日本経済新聞社は、東南アジア各国で投資ファンドやスタートアップ企業の動向を追うシンガポールの新興メディア「ディールストリートアジア」に出資しています。同社の発行するスタートアップやテクノロジーに関する日本語の記事を、日経電子版に掲載します。

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