2分で1円50銭急伸 コロナショック・市場ドキュメント
(更新) [有料会員限定]
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で9日の金融市場ではパニック的な動きが広がった。ダウ工業株30種平均の下げ幅は一時2000ドルを超えた。対ドルの円相場は3年4カ月ぶり高値の1ドル=101円台を付け、日経平均株価も2万円の大台を割った。世界の金融・財政当局は政策対応の検討を急ぐが、市場の動揺が鎮まる気配はない。
早朝・東京 「こんな激しい値動きになるとは」。あるメガバンクのディーリングルームは、...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り2255文字
関連キーワード
関連企業・業界
企業: