楽天送料の緊急停止申し立て 慶大教授「違和感」

2020/3/9 19:31
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慶応義塾大学大学院法務研究科の石岡克俊教授は9日、楽天の通販サイトの新たな送料施策を巡り、公正取引委員会が東京地裁に緊急停止命令を出すように申し立てたことについて、「被疑行為はまだ実施されていない。行為の前の申し立てに違和感を感じる」と疑問を示した。石岡教授は楽天からの依頼を受け、意見書を提出している。

楽天は18日から、通販サイト「楽天市場」での一定額の購入で、一律で「送料込み」の表現にする施策を実施する予定だった。一部出店者が「一方的な変更で、店舗側に送料負担が生じる」と撤回を要求。公取委は2月末に独占禁止法違反(優越的地位の乱用)の疑いがあるとして、緊急停止命令を出すよう東京地裁に申し立てをした。

楽天は6日、新型コロナウイルスによる店舗の人手不足を理由とし、一律実施を延期すると表明している。

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