タイ・マレーシア拒否のクルーズ船、シンガポールへ
政府着岸認める 発熱の乗客に検査

2020/3/9 19:30
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【シンガポール=谷繭子】シンガポール政府は、タイやマレーシアが入港を拒否したイタリアのクルーズ船「コスタ・フォーチュナ」が予定通り10日にシンガポールに入港すると発表した。発熱や呼吸器疾患の症状を示す人に下船時にウイルス検査を実施するなどして対応する。

タイ、マレーシアが入港を拒否した「コスタ・フォーチュナ」(6日)=AP

シンガポール港湾局と観光局が9日、発表した。新型コロナウイルスの感染症状を示している乗客はいない。乗船している医師の検査を経て下船する。

シンガポールはすべての国境で体温検査を実施し、発熱や呼吸器疾患の症状のある人にはウイルス検査もしている。同船の乗員乗客にも同様の対応をする。

クルーズ船はイタリア船籍で、イタリアのコスタ・クルーズが運航する。同社は多数の感染者を出したダイヤモンド・プリンセスの運航会社と同様、米カーニバルの傘下だ。現地報道などによると、64人のイタリア人を含む乗員乗客約2千人を乗せ、3日にシンガポールを出発していた。

イタリア北部で感染が拡大し、6日以降、タイのプーケット、マレーシアのペナンで当局が入港を拒否した。

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