関電第三者委、午後2時から記者会見 金品受領経緯3つのポイント

3ポイントまとめ
関西
大阪
2020/3/14 2:00
保存
共有
印刷
その他

関西電力役員らが福井県高浜町の元助役(死去)から多額の金品を受領した問題で、社外の弁護士らでつくる第三者委員会が3月14日午後2時から、大阪市内で記者会見し、最

関西電力本店が入る関電ビルディング(大阪市北区)

関西電力本店が入る関電ビルディング(大阪市北区)

終報告書について説明します。関西の名門企業、関電の信頼を大きく揺るがした金品受領問題の経緯や焦点などを整理します。

(1)役員らの受領総額は拡大

関電は2019年秋、岩根茂樹社長ら幹部20人が06~18年、総額約3億2000万円分の金品を元助役、森山栄治氏から受領していたとする社内調査結果を公表しました。現金のほか、金貨や商品券、高級スーツの仕立券なども含まれます。第三者委の最終報告書では受領者が70人を超え、総額が計約3億5千万円相当に上る見通しで、社内調査より金額が膨らみます。

関電、新旧社長が14日会見 第三者委の調査報告受け

(2)「もたれ合い」の構図

森山氏は1970~80年代に高浜町で助役を務め、原発誘致や稼働について強い影響力を持ったとされます。退職後、複数の企業で「顧問」「相談役」などに就任。関電からは発注工事の情報を提供され、多くの工事を受注するなど不適切な関係は続きました。

関電、原発の再稼働計画に暗雲 高浜1号機遅れる公算

(3)ガバナンス(企業統治)のあり方問う

森山氏との関係は関電の歴代役員らの間で引き継がれていました。関電は金品受領を取締役会で共有せず、19年9月まで公表しませんでした。第三者委はこうした関電の姿勢も問題視しているとみられ、報告書は歴代の経営層の責任や組織論にも言及。ガバナンス強化策として、関電の会長に外部人材の起用などを提言する見通しです。

関電会長に外部人材 提言へ 第三者委、14日に最終報告書

電子版の記事が今なら2カ月無料

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]