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富士通、DX新会社を4月開始 2~3年で200億円の事業規模に

DX新会社リッジラインズの社長に4月に就任予定の今井俊哉氏

富士通は9日、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援する子会社、リッジラインズ(東京・千代田)の設立記者会見を開いた。富士通本体より身軽な体制で事業を始め、流通業や製造業などの顧客に新たな事業戦略の策定や、戦略を実現するデジタル技術の活用を支援する。2~3年後に単体で200億円、富士通への波及効果と合わせ2000億円規模の売り上げを目指す。

デジタルトランスフォーメーション(DX)戦略を説明する富士通の時田隆仁社長

新会社はコンサルティングを事業の中核に据える。顧客企業のDXのニーズを聞き出し、新たな事業戦略や業務プロセスの策定を支援する。策定した戦略に基づいて、人工知能(AI)やあらゆるモノがネットにつながる「IoT」などのデジタル技術を駆使した解決策や試作品も提案する。

ITシステムを構築する段階は富士通をパートナーとする。ただし富士通グループにこだわらず、顧客企業が目指すDXの実現に応じて戦略系コンサルティング会社や他社のIT企業と柔軟に協業するとした。

説明会に登壇した富士通の時田隆仁社長は新会社について、「独自の仕組みや社内制度を整え、機動力に優れた会社とする」と語った。小回りの利く約300人の体制で事業を始め、顧客のDXの施策を短期間で形にすることを目指す。

当初の新会社の人材は、富士通のシステムエンジニアと、子会社の富士通総研(東京・港)のコンサルタントの出向者で9割を占める。ただ今後は外部から積極的に人材を登用し、3年後に600人体制とすることを目指す。

説明会には、リッジラインズ社長に4月に就任予定のPwCコンサルティングの今井俊哉副代表執行役も出席した。今井氏は「立ち上がったばかりの会社だが、半年をめどに我々が目指すDXのプロジェクトの実像をお見せしたい」と抱負を語った。

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