NZ航空、20年6月期の業績予想を撤回 新型コロナで

2020/3/9 14:26
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【シドニー=松本史】ニュージーランド(NZ)の航空大手であるNZ航空は9日、2020年6月期の税引き前利益が最大3億5千万NZドル(約220億円)になるとした通期の業績予想を撤回すると発表した。理由を「新型コロナウイルスの感染拡大の範囲と(収束までの)期間を巡る不確実性が高まったため」(同社)とした。

NZ航空は新型コロナにより業績予想を撤回=AAP

グレッグ・フォラン最高経営責任者(CEO)は同日発表した声明で、「(新型コロナが)前例のない状況を作り出し、今後の需要パターンを予測するのが難しい」と述べた。NZ航空は感染拡大を受けて2月以降、アジア便の輸送能力を26%削減するなど対応を進めてきた。ただ「(直近の)週末でみると、需要がさらに減少し、予約が落ち込んだ」(同社)とし、需要減に歯止めがかかっていないもようだ。

フォラン氏はボーナスなどを除く年間報酬165万NZドルのうち、15%に当たる約25万NZドルを自主返上することも発表した。当面、緊急以外の採用活動を凍結し、乗務員に無給休暇取得を呼び掛ける。

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