イベント自粛「近く専門家に聞き判断」官房長官

2020/3/9 12:40
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菅義偉官房長官は9日の記者会見で、政府が大規模イベントなどの開催自粛を要請していることをめぐり、今後の対応について近く専門家の意見を聞きながら判断する考えを示した。加藤勝信厚生労働相は8日のフジテレビの番組で、15日を「一つの判断をする時期」との考えを示した。

 記者会見する菅官房長官=9日午前、首相官邸

政府の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議が2月24日に「これから1、2週間が(感染が)急速に進むか終息できるかの瀬戸際となる」との見解を公表してから9日で2週間がたった。菅氏は「近く専門家から感染拡大の現状などについて意見を伺い、イベントなどの取り扱いについて判断したい」と語った。

政府が大規模なイベントの自粛を要請したのは2月26日だ。安倍晋三首相が「今後2週間は中止、延期、規模縮小などの対応を要請する」と表明した。これを受け、今月15日まで休業する施設などが多く、関係閣僚は15日を判断の目安の時期と意識している。

加藤氏は8日の番組で今月中旬以降は「一定の指針を出していくことも大事ではないか」と述べた。全国一律での自粛要請ではない形を模索する可能性がある。感染が全国に拡大しており、イベント開催者は判断が難しい局面が続きそうだ。

菅氏は9日、新型コロナの感染が広がっている米大型クルーズ船「グランド・プリンセス」について「(乗客乗員の)日本人4人はいずれも体調に問題が無いと確認した」と明らかにした。米側と意思疎通をしているとしたうえで「邦人保護の観点からできる限り支援をしていく」と強調した。

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