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円急伸、一時101円台 長期金利はマイナス0.2%

(更新)

9日午前の外国為替市場で円が大幅に上昇した。円相場は対ドルで一時1ドル=101円台となった。欧米でも新型コロナウイルスの感染が拡大し、世界景気の先行きへの懸念が一段と高まった。投資家のリスク回避姿勢が強まり、円買いが優勢となっている。

円相場は16年11月以来およそ3年4カ月ぶりの高値。外為どっとコム総合研究所の神田卓也氏は「19年の円の高値である104円10銭を超えて円高が進み、個人投資家の強制的な損失限定が円高を一気に進めた」と指摘する。

原油安も円買いを促している。ロシアとの追加減産協議が物別れとなったサウジアラビアが増産方針に転じ、供給過剰になるとの懸念から原油が4年ぶりの安値水準となった。米国の物価下落圧力となるため、「米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測がより強まり、円買い・ドル売りが優勢となっている」(神田氏)という。

市場ではリスク資産を売って、国債などの安全資産に乗り換える動きが進む。9日の国内債券市場では、指標となる新発10年物国債の利回りが一時前週末比0.055%低い(価格は高い)マイナス0.2%を付けた。

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