取り壊し寸前の江戸城も 明治初期の古写真公開 - 日本経済新聞
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取り壊し寸前の江戸城も 明治初期の古写真公開

東京都内で「内田九一の江戸城新発見写真」展

明治天皇の肖像写真で知られる写真家の内田九一が撮影した明治時代初期の旧江戸城の古写真が、3月15日から29日まで東京・神田駿河台の画廊「シェイクスピア・ギャラリー」で初めて公開される。

取り壊し寸前の江戸城のほか、二重橋の上から現皇居前広場方面を眺めた珍しい写真もあり、話題を呼びそうだ。

同画廊芸術監督の清水篤さん(62)が約10年前、古い写真帖(ちょう)を古書店で入手。写真30枚のうち12枚が江戸城の写真だった。内田は明治天皇に別の写真帖を献上し、三の丸尚蔵館に収蔵されているが、そのうち9枚が今回の写真と一致。内田の撮影と裏付けられた。

写真には「御本丸」「日比谷御門」などと撮影場所が書かれ、今はない櫓(やぐら)、草のはびこったお堀、ぬかるんだような堤などが写っている。

内田は31歳で亡くなるまで東京の風景写真を多く撮り、江戸城の写真も数多かったとされるが、あまり見つかっていなかった。清水さんは「江戸城は『皇城』として新たな天皇制の権威を表す存在になった。廃虚のような荒れた姿が世に広まるのは明治政府にとって不都合で、販売にストップがかかったのではないか」と話している。

「内田九一の江戸城新発見写真」展は、清水さんが会社員兼業のため開催時間が不規則で、土日祝日は正午から午後6時、水・木曜は午後6時から午後9時、金曜は午後2時から午後8時まで。月・火曜は休業。入場無料。〔共同〕

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