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米クルーズ船、21人の新型コロナ感染が判明

入港させ乗船3500人を検査へ

(更新)

【シリコンバレー=奥平和行】ペンス米副大統領は6日、カリフォルニア州北部のサンフランシスコ沖合に停泊している大型クルーズ船「グランド・プリンセス」の乗員・乗客のうち21人が新型コロナウイルスに感染していることが判明したと発表した。今週末に一般の商業船が使わない軍港などに入港させ、乗船している約3500人を検査する方針を示した。

同船は米カーニバルが運航し、集団感染が発生して横浜港で約2週間にわたって洋上隔離された「ダイヤモンド・プリンセス」の姉妹船に当たる。今月4日に集団感染の可能性が浮上し、サンフランシスコ沖で州当局や米疾病対策センター(CDC)などが乗員・乗客の検査を進めていた。

カリフォルニア州のニューサム知事は4日の記者会見で21人に感染の兆しがあると説明していた。ペンス副大統領によると今回の検査は46人が対象で、21人が陽性、24人が陰性、1人が不明だった。感染した21人のうち、19人が乗員、2人が乗客という。

今後は軍港などに入港させ、すべての乗員・乗客を対象とした検査を実施する。ペンス副大統領は「必要に応じて隔離措置をとる」と説明した。

また乗員については「下船させずに船内で隔離する予定だ」と言明する一方、乗客は軍事施設などにとどめおく可能性を示唆した。原則として全員を洋上隔離した日本が批判を浴びたことなどを考慮したとみられる。

グランド・プリンセスは2月21日、ハワイに向けてサンフランシスコを出港した。乗員は約1100人、乗客は約2400人で、4人の日本人も乗船している。当初はメキシコを経由して今月7日に帰港する予定だったが、途中で乗船歴のある高齢男性の感染、死亡が発覚した。乗客のうち約60人がこの男性と同じ時期に搭乗しており、検査のために予定を変えて出港地に戻っていた。

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