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ボーイング事故「隠蔽体質が原因」、米委員会が報告書

【ニューヨーク=中山修志】米議会下院の運輸・インフラ委員会は6日、米ボーイングの小型機「737MAX」の2度の墜落事故に関する調査報告書を公表した。システム面の技術的な欠陥に加え、ボーイングの隠蔽体質が墜落事故を招いたと同社を厳しく批判した。

同委員会は調査にあたって米連邦航空局(FAA)関係者やボーイングの経営陣らを対象に計5回の公聴会を開き、60万ページの同社の社内文書を確認した。

報告書では事故原因に737MAXに初めて搭載した「MCAS」と呼ぶ制御システムの設計の欠陥を挙げ、ボーイングがシステムに関する重要情報を意図的に隠蔽し、規制当局や航空会社を欺いたことも事故につながったと断じた。

FAAに対しても機体の安全審査が不十分で、ボーイングへの監視体制も甘かったと批判した。メーカーと規制当局の両方の問題が重なったことによる事故だと結論づけるとともに、FAAが最初の事故後に運航を停止しなかった判断が誤りだったとも指摘した。

737MAXは2018年10月にインドネシアで、19年3月にエチオピアで墜落事故を起こした。FAAは2度目の事故の3日後に運航停止を命じた。

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