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中部空港、国際線65%減 中国・韓国便がゼロに

新型コロナウイルスの感染拡大で政府が香港、マカオを含む中国、韓国からの到着便を9日以降、成田、関西両空港に限定するよう航空各社などに要請した。対象外となる中部国際空港(愛知県常滑市)の国際線は週168便と、1月1日時点に比べ65%減少する見通しだ。

2005年の開港以来、国際線が週200便を割り込むのは初めて。中部空港の国際線は1月1日時点で週482便。3月1日時点の運航計画では中国便がすでに9割減だったものの、航空各社が政府の要請を受け入れた場合、香港や韓国便を含めて、さらに週87便が減るとみられる。

これまではリーマン・ショックの影響が残った09年12月の週255便が20年3月1日時点の計画と並び、最も少なかった。

中部空港は国際線発着便のうち中国便が4割と最も多く、次に韓国便が続く。広報担当者は「大きな航空ネットワークが損なわれ、(空港の収支や成長戦略への)影響は甚大だ」という。台湾や東南アジアへの直行便は残っているが、査証(ビザ)停止などの影響が及ぶ可能性がある。

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