SDGsと企業の責任(6) 重要性増す非財務情報
法政大学教授 長谷川直哉
[有料会員限定]
世界的なCSRの潮流を背景に、日本でも1999年からエコファンドの設定が相次ぎました。SRI(社会責任投資)の一種で、事業の成長性に加えて環境への取り組みが優れた企業に投資します。環境(E)・社会(S)・企業統治(ガバナンス、G)を重視するESG投資の中ではサステナビリティ・テーマ投資に分類されています。
草分けの1つである損保ジャパングリーンオープン(愛称・ぶなの森)は、運用期間が20年を超えて...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り652文字