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新型コロナ、世界経済を最大0.4%下げ アジア開銀

【マニラ=遠藤淳】アジア開発銀行(ADB)は6日、新型コロナウイルスの感染拡大が世界経済に及ぼす影響を推計し、発表した。国内需要の縮小や観光客の減少、貿易や生産の落ち込みなどにより、世界の実質国内総生産(GDP)が0.1~0.4%押し下げられると試算した。中国GDPの押し下げ幅は0.3~1.7%に上る。

事態収束にかかる期間に応じて、3つのシナリオを分析した。3月下旬に収束する「最も緩やかなケース」では、世界経済が0.1%押し下げられる。4月下旬に収束する「中間的なケース」では、0.2%押し下げられ、特に中国は内需が2%落ち込むなどして、0.8%のマイナス影響を受けるとした。

事態収束が7月下旬までずれ込む「より深刻なケース」では、世界経済は0.4%押し下げられる。中国は内需に加え、投資も2%落ち込み、GDPの押し下げ幅は1.7%に上るという。沢田康幸チーフエコノミストは「ホテルや飲食店を含めた観光関連産業への影響が特に大きい」と指摘した。

ADBは2月、中国などを対象に新型コロナウイルスの感染拡大を抑える取り組みに対し、計400万ドル(約4億2千万円)の支援を決定した。ウイルスの感染源となった中国湖北省武漢市にある医薬品卸売会社に、1億3千万元(約20億円)を融資する。

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