日経平均、大幅反落 終値579円安の2万0749円

2020/3/6 9:38 (2020/3/6 15:55更新)
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6日の東京株式市場で日経平均株価は大幅反落し、前日比579円37銭(2.72%)安の2万0749円75銭で終えた。2019年9月4日以来の安値となった。前日の米株の大幅下落に加え、円高進行、中国や韓国からの入国制限を受けた経済停滞の懸念から、投資家の運用リスクを避ける動きが強まり景気敏感株を中心に全面安となった。週末を控え、新型コロナウイルスの感染拡大を巡る新たな悪材料が出るとの警戒感も下げを増幅させた。

安倍晋三首相が5日夜に中国や韓国からの入国を3月末まで大幅に制限する方針を表明するなど、経済活動停滞への懸念が強まった。海外投資家による断続的な先物売りで、日経平均の下げ幅は一時700円を超える場面があった。

6日の東京外国為替市場で円相場が1ドル=105円台後半まで上昇したことも重荷となった。鉄鋼株や自動車株などを中心に幅広い業種が大幅に下げた。日本時間同日の時間外取引で米長期金利が一段と低下すると、運用環境の悪化につながるとの見方から金融関連株も大きく売られた。

JPX日経インデックス400は反落。終値は前日比378.87ポイント(2.78%)安の1万3256.16だった。東証株価指数(TOPIX)も反落し、44.25ポイント(2.92%)安の1471.46と昨年来安値(1471.16)に迫った。

東証1部の売買代金は概算で2兆8335億円。売買高は17億4964万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は2114と全体の97.7%を占め、全面安の展開となった。値上がりは40、変わらず9だった。

JFE日本製鉄など鉄鋼株が大幅安。ホンダスズキなど自動車株の下げも目立った。ソフトバンクGファストリなどの値がさ株も下げた。信越化東エレクなどのハイテク株も安い。一方、米ガソリンスタンド運営会社の買収交渉を断念したと伝わったセブン&アイは逆行高だった。

6日に東証2部に新規上場したウイルテックは公募・売り出し価格と同額の1200円で初値を付けた。終値は1002円だった。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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