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アフガンでの戦争犯罪 正式捜査認める 国際刑事裁

【ブリュッセル=竹内康雄】国際刑事裁判所(ICC、本部オランダ・ハーグ)は5日、アフガニスタンでの米兵らによる戦争犯罪の疑惑について、ICC検察官に正式捜査を認める判断を下した。2019年4月には捜査開始請求をいったん却下していたが、判断を変更した形だ。米国は反発している。

ICC予審裁判部は19年4月、ICC検察官からの捜査開始請求を退けたが、検察官はこの判断を見直すよう求めていた。ICCが5日発表した声明によると、上訴裁判部が検察官の請求を再度検討した結果、当時の結論は「捜査を進める合理的な事実に基づく根拠があるのかどうか」などに焦点を絞るべきだったとして、予審裁判部の判断に誤りがあったと認めた。検察官は近くアフガニスタンで起きた戦争犯罪の捜査を始める。

19年4月の判断を巡っては、結論が公表される前に米国が検察官らの入国査証(ビザ)を取り消すなど、ICCが米国の圧力に屈したとの批判が出ていた。米国はICCに加盟していないが、アフガニスタンは加盟しているため、捜査は可能という。

ポンペオ米国務長官は米国と反政府武装勢力タリバンが2月下旬に和平合意に署名したことを引き合いに出し、「歴史的な合意の数日後に、無謀な判断を下した」と批判した。

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