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新型コロナ、航空会社の旅客収入6兆円超減少

国際航空運送協会(IATA)は5日、新型コロナウイルスの感染拡大により世界の航空会社の旅客収入が2020年に630億ドル(約6兆7000億円)減るとの予測を発表した。中国やアジア各国から欧州まで航空需要が減少しており、2月20日時点に公表した損失額の見通し(293億ドル)の2倍以上に膨らむ計算だ。

新型コロナの感染拡大により世界各地で航空需要が減少する(羽田空港の出発ロビー)=ロイター

IATAは新型コロナの感染拡大の状況から2つの損失シナリオを新たに公表した。2日時点の世界の感染状況から試算した場合、世界の航空会社の旅客収入は11%減る。金額にして630億ドル規模になるという。中国を含むアジア地域の航空会社の減収額は前回予測より7割ほど多い470億ドルが見込まれる。感染者が急増するイタリアやフランス、ドイツなど欧州でも渡航需要が減少するという。

新型コロナの感染が世界で拡大するシナリオでは、旅客収入は最大1130億ドル減ると予測した。世界の旅客収入が2割ほど減少する計算だ。

新型コロナによる航空業界への影響を巡っては、国際民間航空機関(ICAO)も03年の重症急性呼吸器症候群(SARS)を上回る可能性があると指摘している。海外渡航と人の往来が減少すれば、観光などほかの産業にも影響が拡大することが懸念される。

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