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ノルウェー年金基金、三菱地所の本社ビル一部を取得

世界最大級の政府系ファンド、ノルウェー年金基金は5日、三菱地所が保有する大手町パークビルディング(東京・千代田)の一部を797億円で取得すると発表した。ノルウェー年金基金は株式や債券に加えて、不動産にも分散投資を進めており、日本での不動産投資は2件目となる。三菱地所は簿価(取得価格)が高く利回りが低い不動産を売却し資産効率を高める狙いだ。

今回、ノルウェー基金が取得するのは、三菱地所の本社機能がある3~6階などを除いた9~20階の事務所や地下店舗(約2000億円相当の価値)のうち39.9%分。このほか、ジャパンリアルエステイト投資法人と日本オープンエンド不動産投資法人が5%ずつ取得する。残りの50.1%相当部分は引き続き三菱地所が保有する。

ファンドなどへの譲渡価格は約998億円になる。取得時の簿価が高いため、三菱地所は2020年3月期の連結純利益予想(前期比2%増の1370億円)は変更しないという。

ノルウェー年金基金は北海油田から得るノルウェー政府の収入を原資とし、足元で約125兆円を運用する。日本での不動産投資は17年に東急不動産と共同で商業施設5物件を取得して以来、2件目となる。

三菱地所は優良資産を多く持つ。古くから所有する不動産は簿価が低く不動産利回りが高いが、比較的新しい物件は簿価が高く利回りも低い傾向がある。このため、丸の内の立地であっても資産効率の点から売却を進めている。

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