日立、社債発行2000億円 M&Aなどの原資に

2020/3/5 20:30
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日立製作所は5日、2000億円の普通社債を発行すると発表した。社債の発行は6年3カ月ぶりとなる。調達する資金はM&A(合併・買収)などの成長投資にあてる方針だ。当初は2月中の起債を予定していたが、上場子会社の日立化成の株式を昭和電工に売却する時期が後ずれしたことに伴い、いったん延期していた。

900億円の3年債、200億円の7年債、900億円の10年債の計3種類を発行する。利率はそれぞれ0.06%、0.16%、0.29%で、払込日は12日。格付投資情報センター(R&I)からは「ダブルAマイナス」の格付けを得た。

日立は22年3月期までの3年間に借入金や社債で約1兆円を調達する予定だ。本業で稼ぐ資金なども合わせ、M&Aや設備投資の原資を合計約4.5兆円と以前の3年間から2倍の規模にする計画を立てている。非中核事業の売却などで財務改善が進んだため、負債を活用して資本効率を高める戦略への転換を図っている。

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