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愛知からベトナム到着の乗客 感染リスクで入国できず

【ハノイ=大西智也】新型コロナウイルスの感染リスクを理由に日本人らがベトナムのホーチミン市に入国できなかったことが5日、わかった。4日に中部国際空港においてベトナム経由でカンボジアから帰国した日本人男性の感染が確認されたため。ホーチミン行きの折り返し便で同じ機材に搭乗した日本人の乗客30人弱全員が、5日未明に日本に送り返された。

ベトナムでは厳しい防疫措置が続いている=ロイター

現地メディアによると、ホーチミン行きの4日の飛行機には約70人の乗客がいた。ホーチミン市が最終目的地だった30人弱の日本人については、空港内の待機場所で日本に帰国するか、ベトナム国内で14日間の隔離措置を受けるかを提示された。全員が日本への帰国を希望したという。

日本の厚生労働省によると4日に中部空港で感染が確認された40代の男性は2月16日に日本を出発し、ベトナムやカンボジア、フィリピンに渡航後、再びカンボジアに戻り3月4日にベトナム・ホーチミンを経由して日本に帰国した。

2月21日ごろから熱などの症状が出始めており、日本への帰国後に空港内の検疫所を訪ねて、感染が明らかになっていた。

ベトナムの新型コロナウイルスの感染者数は16人。既に全員が回復しており、2月13日に最後の感染者が見つかって以降、新規の患者が出ていない。ただ、中国からの航空便の発着を全面的に禁止しているほか、韓国やイタリアからの渡航者に対して査証(ビザ)の発給を停止するなど、厳しい防疫措置を続けている。

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