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21年卒就活生「ウェブ面接困る」が3割 民間調べ

説明会や面接はオンラインより対面でやる形が望ましい――。ベネッセi―キャリア(東京・新宿)が5日に発表した調査によると、2021年春卒業予定の学生の3割はウェブ面接に否定的な見方を示した。新型コロナウイルスの感染拡大によって企業がネットを活用した新卒採用を模索するなか、一部の就活生の間では困惑も広がっているようだ。

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、就活生はマスクをつけてイベントに参加した(2月22日、東京都新宿区)

調査は同社の就職情報サイトに登録する21年卒学生を対象に2月20~24日にインターネットで実施した。全国の120人から回答を得た。

遠隔でのウェブ説明会やオンラインでの面接・面談についてどう思うか聞いたところ、「やや利用に抵抗がある」が28.3%、「利用したくない」が3.3%に上った。合計で3割を超え、「利用したい」の32.5%と並んだ。利用したくない理由としては「ウェブ上で自分のアピールがしづらそう」「企業の雰囲気や人柄がつかみづらそう」といった声が上がった。

感染拡大に伴い、21年卒学生向けの企業説明会の中止が相次いでいる。ウェブ上での説明会が広がる一方、中小企業では対応の遅れも目立つ。在宅勤務を実践する企業も増え、ある大手商社では社員が対面でOB・OG訪問を受けることも禁止するなど、企業と就活生の接点が減ることが懸念される。

新型コロナウイルスの感染拡大によって就活にどのような影響が出るかと聞いたところ、「企業によるイベントの中止」が91.7%と最多だった。続いて「マスク着用などの準備」(57.5%)や「合同説明会への参加取りやめ」(55.0%)、「イベントや選考の日程変更」(45.8%)が並び、感染予防だけでなく企業の採用活動の変更にどう備えるかにも関心が集まっているようだ。

ベネッセi―キャリアは、ベネッセホールディングスとパーソルキャリア(東京・千代田)が共同出資する、就活・採用支援サービスを手掛ける企業。(橋本剛志)

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