元百十四銀行行員ら逮捕 香川県警、情報漏えい疑い

社会・くらし
2020/3/5 15:06
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香川県警は5日までに、銀行の顧客情報を漏らしたとして、いずれも元百十四銀行行員で高松市の無職、横井良亮容疑者(30)と無職、野網誠人容疑者(30)、高松市の会社役員で野網容疑者の父の徳昭容疑者(54)=詐欺罪で公判中=を不正競争防止法違反の疑いで逮捕した。

逮捕容疑は2018年12月18日ごろ、百十四銀行東大阪支店で、横井容疑者が銀行の端末を操作して顧客情報を印刷し、既に銀行を退職していた野網容疑者に渡し、19年6月3日ごろにも、横井容疑者が顧客の預金残高を無料通信アプリを使い野網容疑者に漏洩した疑い。

県警によると、3人は大筋で容疑を認め、野網容疑者は「父から依頼を受け、情報を伝えた」と話しているという。横井容疑者と野網容疑者は同期入行だった。

県警は、今回の逮捕容疑の顧客情報を含め、横井容疑者が法人3件、個人14件分を漏洩したとみている。県警は情報が漏れた顧客の1人である香川県の男性から、19年7月に解決金名目で現金1900万円をだまし取ったとして、徳昭容疑者のほか2人を同年10月に逮捕していた。

百十四銀は同年10月、顧客情報を漏洩したとして横井容疑者を諭旨退職させており、今年2月、被害届を提出していた。百十四銀の綾田裕次郎頭取は逮捕を受け「深く反省し、今後二度と起きないよう再度行員教育を徹底し、信頼回復に向け全力で取り組んでいく」とコメントした。〔共同〕

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