5G、月1000円上乗せ ソフトバンク27日サービス開始

2020/3/5 11:40
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ソフトバンクは5日、次世代通信規格「5G」のサービスを27日に始めると発表した。国内の大手携帯事業者が料金やサービス開始時期の詳細を発表したのは初めて。5G対応スマートフォンの利用者は、契約済みの4Gの料金プランに「5G基本料」として月額1000円(税別)を追加で支払えば、スポーツ映像配信など高速大容量のコンテンツを楽しめる。

5Gは通信の実効速度がこれまでの4Gと比べて100倍に高まるのが特徴だ。今春にサービスを始めるNTTドコモKDDI(au)も月内にサービス内容を発表する見通し。米国や中国、欧州に続き、日本でも5Gがいよいよ始動する。

ソフトバンクは5日、自社の5Gサービスの料金や、取り扱うスマホ端末を発表した。月額料金は5Gの専用プランは設けず、4Gのプランに月額使用料1000円(税別)を追加で支払う方式にした。8月末までに加入した場合は上乗せ分を2年間無料とする。

5G対応スマホについては27日以降、シャープや韓国LG電子、中国のOPPO(オッポ)、中国の中興通訊(ZTE)の4機種を順次そろえる。シャープ製の「アクオスR5G」は約3300万画素の高解像度で、動画撮影ができる8Kカメラを搭載している。

ソフトバンクは独自コンテンツとして、複数の角度から視聴できるアイドルグループやスポーツの映像配信サービスなどを始める。ソフトバンクの榛葉淳副社長は5日のネット中継の記者会見で「時間や場所に縛られずスマホさえあれば、さまざまな体験を楽しめるようになる」と強調した。

5Gは通信速度の速さに加え、遅延が少ないといった特徴がある。例えば4Gは2時間の映画のダウンロードに5分程度かかるが、5Gは3秒で済む。スポーツなどの映像視聴や仮想現実(VR)、オンラインゲームの楽しみ方が広がることが期待されている。

ただ、消費者が5Gのサービスを全国一律ですぐに受けられるわけではない。ソフトバンクは5Gサービスは当初は東京、大阪、愛知など7都府県の一部地域に限定すると発表した。サービスの基盤である通信網の構築になお時間がかかるためだ。

KDDIも月内に5Gの商用サービスを始める。ソフトバンクと同様、当初は東京など大都市圏に限定するとみられる。NTTドコモは春に商用化する計画だ。

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