第2のリーマン・ショックなのか(十字路)
[有料会員限定]
今週は3日に主要7カ国(G7)で10年国債利回りが1%を超える国が一時消え、5日には米国10年債で初めて0.8%台を付けた。新型コロナウイルスが広がり、世界中がリスクオフになっている。今回の状況はリーマン・ショックと共通点がある。あの時は財務力が低い金融機関が資金の流れを止め、経済がまひした。新型コロナで止まったのは、人とモノの流れだ。
2002~03年に重症急性呼吸器症候群(SARS)が流行し...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り554文字