寝屋川市の女性監禁死、両親に求刑13年 大阪地裁

社会・くらし
2020/3/5 9:14
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大阪府寝屋川市の民家内のプレハブ小屋で長女(当時33)を長期間監禁し死亡させたとして、監禁と保護責任者遺棄致死の罪に問われた両親の裁判員裁判が4日、大阪地裁(野口卓志裁判長)で開かれた。検察側は父親の柿元泰孝被告(57)と母親の由加里被告(55)にいずれも懲役13年を求刑した。

論告で検察は両被告が、理想通りに育たない長女の愛里さんに愛情を持てなかったと指摘。「劣悪な環境で10年以上にわたって移動の自由を奪い、むごい死に至らせた冷酷非道な犯行だ」と述べた。

弁護側は最終陳述で、愛里さんは統合失調症や発達障害の影響で自傷行為もあり「プレハブ部屋での生活は医師の指示に従ったもので、愛里さんの特徴に合わせたものだ」と主張。監禁の故意を否定し、無罪を求めた。

起訴状によると、泰孝被告らは共謀し、07年3月~17年12月ごろ、内側から解錠できない二重扉や監視カメラを設置した部屋に長女を監禁。衣服や十分な食事を与えず、栄養失調の状態で凍死させたとされる。判決は12日。

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