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大分空港、ホーバークラフト路線復活へ 23年にも運航

大分県の広瀬勝貞知事は4日、早ければ2023年に大分空港と大分市内を結ぶホーバークラフト航路を開設すると発表した。高速道路経由で約1時間かかる距離を、海上を通ることで約25分で結ぶ。県は船舶購入費や港の関連整備を負担し、民間事業者に船を貸し付けて運航を委託する「上下分離方式」とする。4月以降、運航事業者を募集する。

県は18年度から同空港のアクセス改善策を検討。海上交通に絞り、高速船が港湾整備を含めて最大約200億円かかるのに対し、ホーバークラフトは同85億円だった。予備船を含めた3隻体制とし、ビジネス客を中心に年間30万~40万人の利用を見込む。ホーバークラフトによる旅客輸送は国内で唯一で、観光資源としても活用する。

同県では大分空港が国東市に移転した1971年にホーバークラフト航路が就航。だが、利用者減少やメンテナンス費用の上昇などから、09年秋に運航を終了した。広瀬知事は「日本唯一の速くて楽しい乗り物。どんどんPRしたい」と語った。

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