感染者に企業支援の輪、開院前の藤田医大病院 弁当やゲーム

2020/3/4 17:11
保存
共有
印刷
その他

クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で新型コロナウイルスの感染が確認された乗客らを一部受け入れている藤田医科大岡崎医療センター(愛知県岡崎市)に、企業などから多くの支援が届いている。マスク、アルコール消毒からイチゴや脳トレゲーム、中国語の新聞など種類に富み、滞在者を和ませている。

藤田医科大岡崎医療センター(愛知県岡崎市)

これまで感染が確認されたが症状のない人と同行者ら計128人を受け入れた。このうち4日までに陰性と確認された36人が退所した。

同センターは4月1日に正式に開院するため、現時点では医療機関の認可を受けていない。このため治療行為はできないが、常駐の医師や看護師が毎日、健康相談などを行っている。

受け入れで一番の問題だったのが食事の提供だ。開院前で調理施設がまだ稼働していないなか、給食サービスを手掛ける日本ゼネラルフード(名古屋市中区)が同大側の提供要請を快諾した。外食大手のサガミホールディングス(HD)もベジタリアンなどに配慮した別メニューの提供を検討していたが、今回は同大側の求めによりペットボトル入り飲料水の供給を担った。

藤田医科大は愛知県豊明市にある本院の病床数が1435床と、全国でも最多水準で豊富な医療スタッフを抱える。岡崎医療センターは開院前で入院患者はおらず、本院からの支援も得やすいことが感染者受け入れの決め手になった。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]