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ホンダ、欧州でEV向けサービス 割安充電

英国でEVを使った実証実験を始めた

ホンダは4日、電気自動車(EV)向けのエネルギーマネジメントサービスを欧州で始めると発表した。欧州の電力会社などと組み、電力コストが安い時間帯にEVを充電するシステムを提供する。充電コストの低減とともに再生可能エネルギーの活用を促す。まずは2020年内に英国で提供を始め、ドイツなど他国にも順次広げる方針だ。

サービス名は「イープログレス」。ホンダは20年に欧州で初の量産EV「ホンダ e」を発売する予定で、新サービスは独自開発したEV用充電器を使う。現地企業とも連携し、EVを単に移動手段とするだけでなく、電力をためる「蓄電池」としても有効活用していく狙いだ。中長期的な方針は19年9月に開かれたフランクフルト国際自動車ショーで発表していた。

新たなサービスは欧州エネルギー大手のバッテンフォール(スウェーデン)と英国のベンチャー企業「モイクサ」と協力する。新サービスの契約者はスマートフォンのアプリに必要な充電量を入力しEVを充電器につなぐ。モイクサ社のシステムを通じて、バッテンフォールが提供する変動型電気料金をもとにし、電力コストの安い時間帯に自動で充電されるという。

ホンダはEVを社会インフラ全体で活用していくため、20年1月から英ロンドンで別の実証実験を始めている。充電や給電可能な双方向充電器を複数台設置し、EVへの充電にとどまらず、EVから建物に給電していく仕組みだ。

ホンダは欧州で販売する全車両を22年までに、EVやハイブリッド車(HV)などの電動車にする方針を掲げている。新サービスを生かしつつ、車両の販売を底上げし、電動車を中核にしたエネルギー戦略を加速する狙いだ。(原欣宏)

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