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米分析機器大手、感染症検査のキアゲンを1.2兆円で買収

【フランクフルト=深尾幸生】分析機器大手の米サーモフィッシャー・サイエンティフィックは3日、オランダの分子診断大手、キアゲンを約115億ドル(負債含む、約1兆2300億円)で買収すると発表した。2021年前半の買収完了を目指す。キアゲンは感染症検査など分子診断に強い。自社にない事業を手に入れ、より幅広い診断技術を提供できるようにする狙いだ。

サーモフィッシャーが買収で合意したキアゲンの診断機器=ロイター

買収価格は1株39ユーロ(約4700円)で、キアゲンの2日の終値を23%上回る。キアゲンの従業員数は5100人で19年の売上高は15億3千万ドルだった。がんや結核の診断機器を製造しているほか、コロナウイルスの検査キットも手がけている。

キアゲンは19年から身売り先候補を探していた。ただ、12月に集まった提案について「魅力がない」と協議を終了したと発表していた。今回のサーモフィッシャーとの合意は方針転換となる。

サーモフィッシャーは14年に同業の米ライフテクノロジーズを136億ドルで買収した。今回の買収はそれに次ぐ規模となる。

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