マルエーとニュー三久が経営統合 仕入れなど共同で

2020/3/3 19:01
保存
共有
印刷
その他

食品スーパーを展開するマルエー(石川県白山市)と同業のニュー三久(金沢市)は4日、共同持ち株会社を設立して経営統合する。仕入れや物流を両社で共同化し、コスト削減につなげる狙いだ。両社が地盤としている石川県では県外のスーパーやドラッグストアとの競争が激化している。経営効率化で競争力を高めて生き残りを目指す。

石川県ではスーパーやドラッグストアの競争が激しい(金沢市内のマルエーの店舗)

統合によりコスト削減に取り組み、生き残りを目指す(金沢市内のニュー三久の店舗)

新たに共同持ち株会社、新栄ホールディングス(HD)を設立し、マルエーとニュー三久が傘下に入る。HDの社長にはマルエーの山本隆会長が就き、同社の山本一郎社長とニュー三久の南里真佐夫社長が取締役を兼務する方針だ。

現在マルエーの店舗数は27店舗で、ニュー三久の店舗数は6店舗。それぞれの店舗名は残して営業を続けるが、将来はエリアが重なる店舗の見直しも検討する。商品の仕入れや物流などを共同化してコスト削減により、競争力を高める考えだ。

石川県では富山県のスーパー、アルビスや大阪屋ショップ(富山市)などの出店が加速している。また、クスリのアオキやスギ薬局など、食品や日用品を扱うドラッグストアとの競争も激しくなっている。スーパーやドラッグストアで品ぞろえの境界が曖昧になり競争が激しくなる中、業界内の再編が加速する可能性もある。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]