クールジャパン機構元幹部に賠償命令 女性に違法行為

2020/3/3 16:50
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日本文化の輸出を支援する官民ファンドの海外需要開拓支援機構(クールジャパン機構、東京)の幹部らからセクハラを受けたなどとして、元派遣社員の女性が機構や元幹部らに計2千万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が3日、東京地裁であった。阿部雅彦裁判長は幹部らの行為の一部を不法行為と認め、機構の元幹部2人に計10万円の支払いを命じた。

女性は労働組合を結成した後に契約更新を拒否したのは不当労働行為に当たるとも主張したが、判決は女性に就業規則に反する行為があったなどとして、機構などへの損害賠償請求は退けた。

阿部裁判長は判決で、元専務執行役員が職場の歓送迎会後、駅のホームで女性が拒否したのに肩に手を回そうとしたり、肩に複数回触ったりしたことを「人格権を侵害する違法行為」と指摘した。

元専務が懇親会で、「機構幹部らと映画観賞などの行事に参加する」などといった内容のくじを女性らに引かせたことについても「業務と無関係の行事に同行することを実質的に強制しようとするもので、違法行為といえる」と判断した。

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