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日立建機、油圧ショベルの動きを制限 危険感知で

日立建機は油圧ショベル向けの安全機能で、機体に近い物体を検知すると速度やアームの旋回を制限できるオプションを6月に発売する。機体後方の上部に設置した回転灯と、外部向けの警告音で周りにいる作業者にも知らせる機能も加える。オプション装備した油圧ショベルで年間200台の販売を目指す。

オプション「エアリアルアングルSTEP3」として設定する。「オフロード法2014年基準の排ガス規制」に準拠した10~20トンクラスの5機種の油圧ショベルに対応する。標準小売価格は270万円(税別)。

機体上部に取り付けたカメラと赤外線センサーで、車体側面から約3メートル、後方から約2.5メートルのエリアにある物体をそれぞれ検知する。

機体の周りで作業者や障害物などを検知すると、運転席のモニターとブザー音で警告する。エンジンの回転数を低減して機体走行の速さや、アーム旋回の可動域に制限をかける。これまでは警告にとどまったが、機体の動作までを制止する機能はなかった。

機体からの離れた距離に応じて、走行のみを抑止したり、アーム旋回を制限したりする。

油圧ショベルを操作する前に検知した場合は、機体を強制的に始動させない機能を追加した。動き始めの接触事故を防止する。動作制限システム、外部向け警告音については、作業状況に応じて機能を切ることもできる。

厚生労働省がまとめた2019年の労働災害発生状況では、建設業における死亡災害の件数が全産業の約3割を占める。日立建機によると、油圧ショベルの動き始めの接触事故は、建設機械による労働災害でも特に多いという。

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