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「空飛ぶクルマ」日本チームが快挙 米コンテスト受賞

コンテストに参加した日本のteTra(テトラ)の機体(撮影:日経クロステック)
日経クロステック

日本のチームが「空飛ぶクルマ」と呼ばれる1人乗りの小型航空機の開発コンテスト「GoFly(ゴーフライ)」で大きな賞を獲得した。米ボーイングが主スポンサーを務める同コンテストで、日本のチーム「teTra(テトラ)」が実質グランプリ(大賞)となる「ディスラプター賞」(ディスラプターは「創造的破壊者」の意)を受賞。賞金は10万ドル(約1080万円)。同賞のスポンサーである、米大手航空機用エンジンメーカーのプラット・アンド・ホイットニーが選んだ。

2月28~29日(米国現地時間)、GoFlyの最終飛行審査を兼ねたイベント「ファイナルフライオフ」が米カリフォルニア州マウンテンビューにある米航空宇宙局(NASA)のエイムズ研究センター内で開催された。そこで受賞が発表された。

ディスラプター賞を受賞し喜ぶteTraのメンバー(撮影:日経クロステック)

teTraは、GoFlyに参加するために、東京大学博士課程に在籍する中井佑氏が東大の支援を得て起業したスタートアップ、テトラ・アビエーション(東京・文京)が発起人となって結成された空飛ぶクルマの開発プロジェクトチームである。GoFlyにはこれまで103カ国から854チームが参加したという。最終飛行審査に進めたのは24チームで、このうちteTraは日本で唯一のチームだった。

最終日である同月29日は晴天だったものの強風で飛行できなかったため、最優秀賞を含めた複数の賞のうち、受賞対象となったのはディスラプター賞だけ。すなわち、実質的なグランプリ(大賞)となった。

写真中央の抱き合う男性2人のうち、正面を向いているのがteTraの中井氏で、後ろ姿がUCHIDAの内田氏(撮影:日経クロステック)

そのため、発表直後にteTraのメンバーは喜びを爆発させた。現地入りしたteTraのスポンサーで、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)などの複合材の成形・加工を手掛けるUCHIDA(ウチダ、埼玉県三芳町)社長の内田敏一氏と抱き合い、喜びを分かち合っていた。

(日経クロステック 根津禎)

[日経クロステック 2020年3月3日掲載]

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