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新幹線に車いす専用スペース 国交省、JR各社と合意

(更新)
海外の高速鉄道では車いす用のフリースペースが設けられている(ドイツのICE)

国土交通省は3日、新幹線の車いす利用者の利便性改善に向けた検討会の中間とりまとめを公表した。新たに車いす専用のフリースペースを設置することでJR各社と合意し、今夏をめどに席数や導入時期を決める。

フリースペースの設置要件として窓側で車窓を眺められる、車いすが通路にはみ出ない、大型車いすの利用者がグループ利用できるといった内容を定めた。介助者用の座席も周辺に設置する。

国交省によると、現在の新幹線には座席の横に車いすを置く空間を設けた車いす対応座席があるが、一般の人も利用できる。フリースペースは対応座席と別に設け、車いす利用者専用となる。

対応座席は多目的室も合わせて1編成当たり2~3席あるが、4席ほどあるドイツやフランスに比べ少なく、空間も狭いという。同省は夏までに各社と実証実験し、車両構造の基準を改正する。

東京五輪・パラリンピックまでに対応座席の利用予約をインターネットでできるようにする。現在は事前に電話や窓口で申し込む必要がある。対応座席に空きがある場合、運行当日に一般に販売しているが、車いす利用者用に確保しておくよう運用も見直す。

新幹線の車いす利用を巡っては、重度の障害があるれいわ新選組の木村英子参院議員が国会で不便さを指摘し、赤羽一嘉国土交通相がJR各社に改善を求めていた。赤羽国交相は3日、閣議後記者会見で「世界最高水準のバリアフリー環境を持つ高速鉄道の実現を目指していく」と述べた。

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