大塚国際美術館、新型コロナで休館 徳島観光打撃

2020/3/2 15:41
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4日から16日までの休館を決めた大塚国際美術館(徳島県鳴門市)

4日から16日までの休館を決めた大塚国際美術館(徳島県鳴門市)

世界中の名画を陶板で忠実に再現し、触れて鑑賞できることで国内外から観光客を集める大塚国際美術館(徳島県鳴門市)が4日から臨時休館することを決めた。新型コロナウイルスの感染拡大防止が目的。当面16日まで休館するが、17日以降の対応については「未定」としており、長引けば徳島の観光需要に大きな影響を与えそうだ。

同美術館は「政府の要請もあり、人がたくさん集まる大きい施設であるため」と休館を決定した理由についてコメントした。2月中旬あたりまでは来館者はそれほど減少していなかったものの、先週はツアーキャンセルなどが相次ぎ来館者数が大幅に減少したという。同美術館が2週間近く休館するのは、1998年の開館以来、初めて。

バチカン市国のシスティーナ礼拝堂を再現した空間もある(大塚国際美術館)

バチカン市国のシスティーナ礼拝堂を再現した空間もある(大塚国際美術館)

2018年末のNHK紅白歌合戦で、徳島県出身の歌手、米津玄師さんがバチカン市国のシスティーナ礼拝堂を模したホールを演出の場所に選んだことで同美術館の人気に拍車がかかった。19年度の来館者数は2月末時点で64万人を突破。18年度実績の42万人を大きく上回っている。徳島の観光地の目玉施設であるため、他の県内観光地への影響も懸念されている。

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