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世界成長率、2.4%に減速 新型コロナでOECD予測

20年の中国の成長率は4.9%と1990年以来の低水準を見込む=ロイター

【パリ=白石透冴】経済協力開発機構(OECD)は2日、2020年の世界の実質経済成長率が2.4%になるとの予測を発表した。新型コロナウイルスの感染拡大による人の行き来の制限や供給網の混乱を受けて、19年11月の前回予想から0.5ポイント下方修正した。リーマン・ショック後でマイナス成長となった09年以来、11年ぶりの低成長となる。

中国が3月末までに感染拡大のピークを越え、その他の国での感染も限定的になるとの前提で試算した。ただ感染収束の前提が崩れて患者数が増えた場合、20年の成長率は1.5%まで下がる恐れもある。

一方、21年の成長率は3.3%と前回より0.3ポイント上方修正した。各国の景気刺激策などを受けて徐々に軌道に戻るとしている。19年の成長率は2.9%だった。

日本の20年の成長率は中国人観光客の急減などの影響で、0.2%と従来予想から0.4ポイント下方修正した。中国は0.8ポイント下げた4.9%と、1990年以来の低水準を見込む。米国は大きな影響を受けないとの予測で、0.1ポイント低い1.9%とした。

OECDは経済を立て直すため、低い金利水準を維持する金融政策のほか、公共投資による景気刺激が有効だと指摘した。OECDは年4回経済見通しを発表している。

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