金熊賞はイラン監督作 ベルリン国際映画祭

2020/3/1 16:16
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【ベルリン=共同】世界三大映画祭の一つ、第70回ベルリン国際映画祭の授賞式が2月29日(日本時間1日)に開かれ、コンペティション部門の最高賞「金熊賞」にイラン出身のモハマド・ラスロフ監督作「そこに悪はない」が選ばれた。

ベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞した「そこに悪はない」のモハマド・ラスロフ監督の娘で出演女優のバランさん(2月29日、ベルリン)=共同

イランの死刑制度に関する4つの物語をオムニバスでつづった作品。死刑執行を迫られ葛藤する人々の姿を通じ、人間の尊厳や倫理観に迫った。

他の主な受賞結果は次の通り。

審査員大賞(銀熊賞、以下同)=「決して、たまに、時々、いつも」(エリザ・ヒットマン監督)▽監督賞=ホン・サンス(「逃げた女」)▽最優秀女優賞=パウラ・ベア(「ウンディーヌ」)▽最優秀男優賞=エリオ・ジェルマーノ(「隠されて」)▽脚本賞=ディノチェンゾ兄弟(「悪の物語」)

映画の新たな可能性を模索する目的で今年新設された「エンカウンター」部門の作品賞には、スウェーデン出身のアンダース・エドストローム監督らが京都府内の集落で撮影した「仕事と日」が選ばれた。住民の日常をドキュメンタリータッチで描く約8時間の長編で加瀬亮さんや本木雅弘さんが出演している。

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