マハティール氏、自らが過半数確保と主張
マレーシア次期首相選出で

2020/3/1 1:18
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【クアラルンプール=中野貴司】マレーシアのマハティール前首相は29日夜、自らが連邦議会下院(定数222)議員の半数を超える114議員の支持を得ていると主張する声明を発表した。アブドラ国王は29日夕、「全ての与野党の党首の意向を聴取した結果、ムヒディン元副首相が過半数の信任を得ていると判断した」と発表し、3月1日午前にムヒディン新首相の宣誓式をする方針を示している。

マハティール氏(前列中央)は自らが過半数の支持を得ているとなお主張する=マハティール氏側提供

マハティール氏の声明は国王の決定に異議を唱える内容で、同氏は国王に自らが次の首相に就任する資格があると説明する手紙を送るとしている。国王がマハティール氏の主張にどう対応するのかは不明だが、仮に1日に宣誓式をしても、政治の混乱が続く可能性がある。

マハティール氏は声明で、自らを支持する114議員の名前を列挙した。ムヒディン氏が総裁を務めるマレーシア統一プリブミ党(PPBM)からも自らを含む6人が、マハティール氏を支持していると主張している。

マレーシア憲法は「国王が下院議員の過半数の信任を得ていると判断した議員を首相に任命する」と定めている。国王は25日、26日に下院議員全員と面会し、次期首相に関する意見を聴取したほか、29日には与野党の党首とも会談した。その上で、同日夕にムヒディン氏を首相に任命すると発表していた。

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