人材と資金呼び込むSDGs ビジュアル解説

SDGs起業家たち
2020/3/8 2:10
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このマーク、よく目にしますね。SDGs(エスディージーズ)。Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略称です。国連が2015年に設定し、17の目標があります。世界の企業や投資家を巻き込んだ活動が展開され、このバッジをしている経営者も増えています。3月9日から日経電子版で掲載するストーリーでは「SDGs起業家」を取り上げます。起業家の活動を通じてSDGsに対する理解を深めましょう。

■貧困をなくす

SDGsの1番目の目標は「貧困をなくす」です。五常・アンド・カンパニーの慎泰俊さんはアジアでマイクロファイナンスを展開しています。誰もが必要なお金を必要な時に借りられる社会を目指し、企業活動を通じて貧困問題に取り組んでいます。(「人生を変える小口融資 100万円に救われた青年の起業」参照)

慎泰俊 五常・アンド・カンパニー社長

慎泰俊 五常・アンド・カンパニー社長

■産業の基礎作り

クラウドクレジットの杉山智行さんは、日本などで集めた資金を新興国で始めるビジネスに投資しています。パン屋、飲食店、雑貨屋、発電、住宅建設まで新興国でこれから伸びていく分野に投資して事業を支えます。SDGsの9番目の目標「産業と技術革新の基礎作り」に通じます。(「あなたの1万円投資が救う 途上国の金融弱者」参照)

杉山智行 クラウドクレジット社長

杉山智行 クラウドクレジット社長

■ジェンダー平等の実現

SDGsの5番目の目標は「ジェンダー平等の実現」です。RICCI EVERYDAY(リッチー・エブリデイ)の仲本千津さんは、アフリカで高品質のバッグをつくって先進国向けに輸出するビジネスを立ち上げました。ウガンダのシングルマザーに対して、バッグづくりで生計を立てられるように支援をしています。バッグの値段は1つ1万~2万円もします。(「ウガンダ発の高品質バッグ 母たち率いる元銀行員」参照)

仲本千津 RICCI EVERYDAY代表

仲本千津 RICCI EVERYDAY代表

■持続可能な生産と消費

SDGsの12番目の目標は「生産と消費の責任」です。スパイバーの関山和秀さんは、タンパク質から作った新素材「ブリュード・プロテイン」で注目を集めています。新素材は石油由来ではありません。サステナブル(持続可能)なビジネスを意識する世界のアパレルメーカーから引き合いが来ています。(「石油使わない人工素材、クモ糸ベンチャーの心機一転」参照)

スパイバー 関山和秀社長

スパイバー 関山和秀社長

■エネルギーを全ての人に

WASSHA(ワッシャ)の秋田智司さんは、SDGsの7番目の目標「エネルギーを全ての人に」を実現するため、電気のないところに電気を通すビジネスを展開しています。タンザニアやケニアの未電化地域では、LEDランタンの貸出を行っています。(「闇夜のサバンナにLED 貸しランタンで上場めざす」参照)

秋田智司 ワッシャCEO

秋田智司 ワッシャCEO

■2030年までの達成を目指す

2030年までに国際社会が実現すべき17の開発目標(ゴール)を定めたSDGs。SDGs達成に向けた課題解決は容易ではありません。17の目標と課題を点検してみましょう。

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